転職の掟

転職で後悔しないために知っておきたいこと

実は担当者にチェックされてる?転職するならFacebookやTwitterの使い方には要注意

      2016/02/15

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ここ十年ぐらいのSNSの普及はめざましい。SNSの登場以前であれば年賀状のやりとりぐらいでしか把握できなかった友人・知人の近況が、今ではほぼリアルタイムに把握することができるようになった。たとえば、「先週末中学校時代の同級生が熱海に温泉旅行に行った」とか「先日大学時代の先輩が表参道でパンケーキを食べていた」といった情報は、SNS普及以前ではまず知り得なかったような情報だ。

それがよいことか悪いことかということは置いておいて、SNSの普及は確実に私たちのライフスタイルを大きく変えたと言えるだろう。今ではもう、FacebookやTwitterが生活の一部になってしまっているという人は少なくないはずだ。

このように便利で楽しい(?)SNSも、転職活動をするのであればその使い方には気をつけなければならない。実際、面接の前に担当者がその人のFacebookを見て悪印象を抱いたり、Twitterを見てその人の意外な一面を発見して困惑した、という話は少なくないようだ。転職活動中をするのであれば、つまらないところで減点されてしまうのは避けなければならない。では、SNSのどのような点に気をつけて使えばいいのだろうか?

面接前にFacebookをチェックする担当者は非常に多い

まず前提として、面接前に面接相手のFacebookをチェックする担当者は非常に多いという事実を知る必要がある。採用に熱心な面接官なら、面接前に面接相手の情報を少しでも多く入手したいと考えるのは極めて自然なことだ。履歴書と職務経歴書を読んだ後に、そのままFacebookのチェックに入るというケースは実際とても多い。

実は私も、前職で中途採用面接に面接官として参加したことがあるのだが、事前にザッと職務経歴書に目を通した後はほぼ必ずと言っていいほどその人のFacebookをチェックしに行っていた。一般的に、職務経歴書はフォーマットがカッチリしているので、そこに書かれていることだけ読んでもあまりその人の「人となり」が伝わってこない。一方で、Facebookを見るとその人が普段どのようなものに興味を持っていて、余暇でどんな活動をしているのかが一目瞭然なので、私は事前にFacebookを見るのを結構好んでいた(我ながら、あまり趣味がいい行為だとは言えないのだが)。

事前にFacebookを見るのは、どちらかというと面接をスムーズに運営するためのもので(面接は、受ける人だけでなく面接官にも結構な負担がかかる)、別にそれを見て足切りをしようとか減点しようとかそういう意図があってやっていることではない。もっとも、稀にではあるがあまりにもFacebookの内容がひどく、面接前からマイナス評価になってしまう人がいるというのも事実だ。そういうのを見るたびに、「転職活動中ならFacebookが見られるリスクは当然わかってるはずなのに、よくこういうのを放置してるよなぁ」という気持ちになる。みなさんはぜひつまらないところで足を引っ張られることが内容にしていただきたい。

Facebookに投稿してはいけないものの例

転職活動をしているなら、基本的に以下のような投稿はFacebookにはしないほうがいい。過去に投稿したものがあるなら、友達以外からは見えないようにしておくか、消しておいたほうがいいだろう。いずれも、常識の範囲内で判断すればNGなのが明らかなものだが、意外と脇が甘い人がいるので一応確認しておくといい。

・政治思想系

まずNGなのが政治思想系の投稿である。昔から、「政治・宗教・プロ野球」の話はしないほうがいいというが、これは基本的にはSNSでも同じだと考えておいた方がいい。たとえ面接官が個人的信条としては投稿されている政治思想に賛成の立場だったとしても、そもそもSNSにそういう投稿をする時点で「社会人として大丈夫なのか」という懸念を生みやすい。

意外と忘れがちなのは、自ら投稿するのではなく単に「いいね!」や「シェア」をしただけでも、傍から見ると特定の政治思想を支持しているように見えてしまうという点だ。転職活動を安全に進めたいなら、このような投稿をする人とは距離をとったほうがいい。

どうしてもそういう投稿がしたいのであれば、Facebookではなく匿名でTwitterを使うことをおすすめしたい。ただし、絶対に本名と紐付かないように十分注意すること。

・ネガティブ系

当然ながら、ネガティブな内容(「働きたくない」「一生ダラダラして生きていたい」「宝くじがあたったら仕事なんて一瞬で辞めるのに」など)を投稿するのも避けておいたほうがいい。個人的には、人間つねにポジティブな気持ちでいられるわけがなく、たまにはネガティブな投稿をしたくなるという気持ちもよくわかるのだけど、やはり転職活動においてはマイナス面しかないので控えておいたほうがいい。

間違っても「脱社畜ブログ」の記事などをシェアしてはいけない。こっそり読むにとどめておこう。一方で、ライフハック系の記事やいま自分が所属する業界の動向に関する記事などはシェアしたいと思ったのであればシェアすればいい。もっとも、あまりバカっぽい記事や意識が高すぎる記事をシェアしたり、業界動向の記事にあまりにも的はずれなコメントを書いたりすると、面接官によっては悪印象なのでやりすぎには注意したい。

・現職の「業務上の秘密」に属する内容

現職の「業務上の秘密」に属する内容(たとえば、クライアント名やプレスリリースが出る前のサービスの開発状況など)をSNSに書いてしまうのもNGだ。本来であれば業務上の秘密に属するものをSNSに書いてあるのが発見されると、「もしこの人がうちの会社に来たら、きっと同じようなことをするだろうな」と思われてしまってもしかたがない。そもそも、この手のコンプライアンスに属する情報は転職活動をしていようといまいとビジネスパーソンなら絶対にSNSには書いてはいけない情報である。

なお、プレスリリースやローンチされたサービスをシェアするのは特に問題ない。これらは業務上の秘密ではなく、既に世の中に広く公開されたものだからだ。こういった情報をシェアしていると、担当者は「このサービスに関わった人なのかな?」という印象を抱くことになるだろうが、特にそれが減点になることはない。

減点されない使い方を心がける

転職活動中のSNSの使い方についてまとめるなら「減点されない使い方を心がける」という一言に尽きるだろう。一昔前に「セルフブランディング」という言葉が流行ったが、そういったことは特に狙う必要はない。人事に評価してもらおうと考えて、SNSを必要以上に飾っても評価が上がることはあまり考えられない。むしろ、ただの意識が高い痛い人に見えてしまう可能性が高いので、減点対象の投稿さえしないように心がけておけば十分だ。

基本的に、SNSの内容によって加点されることはないだろう。ただし、減点されることはありうる。面接がはじまる前からもう既に減点されているというのはあまりにつらい。どうか、SNSの使い方には十分気をつけていただきたい。

おすすめの転職エージェント

インテリジェンスDODA

求人数は100,000件、そのうち80%は非公開求人。総合型の転職エージェント。規模はリクルートエージェントに次いで2位。キャリアコンサルタントによるサポートは模擬面接を実施してくれるなど他社と比較しても厚い。とりあえずスタンダードに転職を検討するのであれば、まず登録しておきたいうちの一社。

 

私の友人の中にもDODA経由で内定を取った人がいる。率直に印象を聞いてみたところ、「色々とこちらの個人的な相談にも乗ってくれてよかった」ということで満足していた。その後彼は内定を辞退して転職活動を終えるというエージェントとしては不実の結果となったのだが、その時の対応も丁寧でよかったとのことだった。

パソナキャリア

転職エージェントへの参入が後発なため、規模は大手エージェントに比べると小さいものの、キャリアアドバイザーの教育レベルが高いという点でおすすめできるエージェント。

転職エージェントを使っていて嫌な気分になるのは、内定後に強引にクロージングを迫られたり、自らのノルマ達成のために「さっさと転職させてやろう」という魂胆が見えた時だろう。全員がそうだというわけではないが、たとえばリクルートエージェントなどは社風的にもそのような「イケイケ」なエージェントが少なからず在籍する。それに対して、パソナキャリアのエージェントは落ち着いたアドバイザーが多い印象がある。落ち着いて転職活動を進めたいという人にはおすすめできる。

レバテックキャリア

IT・Webエンジニア案件に特化した専門型転職エージェント。求人はすべてIT・Web系。それゆえ、担当のキャリアコンサルタントのIT専門知識は総じて高い。総合型の転職エージェントの場合、一応専門ということになっている人が担当してくれるものの、実際には担当者の知識が噛み合わずストレスを感じることがある。レバテックキャリアの場合は基本的にそのような心配はない。業界用語や専門用語もそのまま通じる。

紹介数については大手ほどではないものの、その人の人となりに応じて厳選して求人を紹介するという方針をとっているので、総合型では紹介されない案件を紹介してもらえることも少なくない。志望がIT・Web系と決まっているのであれば、ぜひ活用を検討したいエージェントのうちのひとつだ。

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