転職の掟

転職で後悔しないために知っておきたいこと

転職面接はどんな服装で行くのが正解か

      2016/02/15

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ある程度社会人経験が長い人でも、いざ転職の面接に行くとなると、どんな服装で行けばよいか迷ってしまうことが少なくない。

せっかく受け答え自体はよくできても、服装のせいで面接官に悪い印象を抱かれてしまったとしたらそれは非常にもったいない。面接でベストを尽くすという意味でも、服装のようなつまらないポイントで減点されることは避けたいところだ。

では、転職面接の際にはどのような服装をしていけば間違いないのだろうか?

原則は「減点されない服装」を心がける

一般論としては、転職面接の際の服装は「無難」の一言に尽きる。男性ならグレーや紺のビジネススーツに白系のシャツ、ネクタイ、革靴、女性なら派手すぎない服装がよいと言われている。「これは許されるかどうか微妙だなぁ」と思ったら、とりあえずおとなしいほうにしておくと失敗がない。面接の服装を決める際には、「攻め」ではなく「守り」を中心に考える必要がある。

絶対に避けなければならないのは、相手に「だらしがない」という印象を抱かせてしまうことだ。これは単に服の組み合わせだけの問題ではないので注意を要する。たとえば、アイロンをかけていないワイシャツで面接を受けに行ったり、シャツの裾がズボンから出てしまっているのはNGだ。他に、靴が汚れている、ボタンが取れているなども印象が悪い。このあたりは、むしろ普段から仕事でスーツを着慣れている人のほうが気を抜いてしまいがちなポイントなので注意したい。

あとは服装ではないが、爪が長すぎる、髪をとかしておらず寝ぐせがある、歯を磨いていない、風呂に入っていないなどは当然ながら論外である(特に、臭いに関するマイナスの印象はどんなに優秀でもNGになる可能性が高い)。こんなつまらないところで足元をすくわれないようにしたいところだ。

業界ごとの微妙な差異をどう考えるべきか

具体的にどのようなファッションが適切かは、実は業界によって微妙に差異がある。基本は上述のように「無難」と「清潔」を第一に考えればいいのだが、現実問題として業界や会社によって許されるラインに差は存在する。

たとえば、インターネット業界のような極限まで服装規定が「ゆるい」業界の場合、あまりキメ過ぎるとそれはそれで浮いてしまう可能性はある。私も会社員時代、何度か中途採用の面接に引っ張りだされたことがあるが、なんせこちらがジーンズにサンダルという格好なので、むしろ相手がビシッと決めているとなんとも申し訳ない気持ちになったものだ。正直に告白すると、服装(と受け答え)があまりにもカッチリ過ぎるので「この人はあんまりウェブっぽくないなぁ、やっぱりSIのほうが向いてるんじゃないかなぁ」と思って不採用に傾きかけたこともある。面接官の中には自分の会社(や業界)のカルチャーにあっている人を取りたいと考える人もいると思うので、受ける企業や業界にあわせて服装の微調整ができるとよりよいとは思う。

もっとも、これは簡単なことではない。このあたりの微妙なニュアンスがよくわからないというのであれば、「無難」を貫くのがよいだろう。外したときのダメージのほうが圧倒的に大きいからだ。私服自由で服装がゆるいと言われている業界であっても、基本的にはスーツにネクタイという固めの服装を基本に考えておけばいい。アレンジは余裕があったら考えよう。

一部、アパレル業界のようなファッションそのものが選考に密接に関わる業界なら、単に無難なだけでなくセンスが伝わる服装をしていく必要はあるだろう。このあたりは受ける業界、そして企業に応じて臨機応変に対応したい。迷った場合は、「あの会社にこういう格好で行こうかと思ってるが大丈夫か」と転職エージェントの担当者に聞いてみるというのもありだ。

どうしても私服で行かなければならないときは

上述のように、面接はビジネススーツにネクタイといったような固めの服装で行くのが基本だが、現職との兼ね合いでそれが難しい場合がある。

私服勤務が普通の会社に突然スーツで決めていくと転職活動をしていることがバレバレになってしまうので、うまい言い訳が考えられない場合はいったん私服で今の会社に行き、その後帰宅して着替えるなどの対応を取らなければならない。

困ってしまうのは、スケジュールの都合でどうしても着替える時間が確保できない時だ。この場合は、そのまま私服で面接に臨むしかない。できればそのような強行スケジュールにならないように調整したいところだが、どうしてもそうせざるをえない場合は、あらかじめ先方に断りを入れておくとよいだろう。「いまの職場が私服なので、大変恐縮ですがそのままの服装でおうかがいすることになりますが、よろしいでしょうか」と事前に伝えておけば、私服で行っても減点されることはない。この手のコミュニケーションは転職エージェント経由で行うことができるので、私服で行かざるをえない場合にはぜひ事前に一報入れることを検討してみてほしい。

おすすめの転職エージェント

インテリジェンスDODA

求人数は100,000件、そのうち80%は非公開求人。総合型の転職エージェント。規模はリクルートエージェントに次いで2位。キャリアコンサルタントによるサポートは模擬面接を実施してくれるなど他社と比較しても厚い。とりあえずスタンダードに転職を検討するのであれば、まず登録しておきたいうちの一社。

 

私の友人の中にもDODA経由で内定を取った人がいる。率直に印象を聞いてみたところ、「色々とこちらの個人的な相談にも乗ってくれてよかった」ということで満足していた。その後彼は内定を辞退して転職活動を終えるというエージェントとしては不実の結果となったのだが、その時の対応も丁寧でよかったとのことだった。

パソナキャリア

転職エージェントへの参入が後発なため、規模は大手エージェントに比べると小さいものの、キャリアアドバイザーの教育レベルが高いという点でおすすめできるエージェント。

転職エージェントを使っていて嫌な気分になるのは、内定後に強引にクロージングを迫られたり、自らのノルマ達成のために「さっさと転職させてやろう」という魂胆が見えた時だろう。全員がそうだというわけではないが、たとえばリクルートエージェントなどは社風的にもそのような「イケイケ」なエージェントが少なからず在籍する。それに対して、パソナキャリアのエージェントは落ち着いたアドバイザーが多い印象がある。落ち着いて転職活動を進めたいという人にはおすすめできる。

レバテックキャリア

IT・Webエンジニア案件に特化した専門型転職エージェント。求人はすべてIT・Web系。それゆえ、担当のキャリアコンサルタントのIT専門知識は総じて高い。総合型の転職エージェントの場合、一応専門ということになっている人が担当してくれるものの、実際には担当者の知識が噛み合わずストレスを感じることがある。レバテックキャリアの場合は基本的にそのような心配はない。業界用語や専門用語もそのまま通じる。

紹介数については大手ほどではないものの、その人の人となりに応じて厳選して求人を紹介するという方針をとっているので、総合型では紹介されない案件を紹介してもらえることも少なくない。志望がIT・Web系と決まっているのであれば、ぜひ活用を検討したいエージェントのうちのひとつだ。

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